「コミュニケーション捗る食卓・・・」
私はどうしてもそんなお店がつくりたかった!
その理由は過去にありました。
「地獄のイジメを経験した男・・・」
イジメられっ子を助けつづけ自分が犠牲になりつづけた中学生活。
中学生活の内、約2年間は授業中さえ机で正座させられ殴られる毎日。
誰一人助けてはくれなかった。
体育の授業から帰れば、机は無く、学生服は足型と唾まみれでゴミ箱へ。
そんな地獄の日々を毎日過ごしながらもなんとか生きてきた。
しかし・・・
やがて私は地獄を克服し仲間を助けることができ、イジメを根絶した。
イジメを無くす為に無我夢中でつっぱしった青春時代!
気が付けば私は、不良の道を自ら進んでいました。
その後、人間にとって一番大切なものは?と考えるきっかけがあり
感謝の本質を知る為に関東に旅立った。
そして「ただ働きをしながらもありがとうを贈り続ける」という
人生の修行にでたのです。
理由は単純でした!肉親関係でさえ壊してしまうというあの恐ろしい
「金銭問題という最大のストレス負荷をかけた状態で感謝ができる男」に
なる為です。
修行では、約1年半の只働き。1日14時間労働は当たり前!!
そんな中でも、雇用主やお客様に心より感謝をしてきました!
その時の経験やイジメを根絶した際に得た経験があったからこそ
どうしても創りたかった理想のお店があったのです。
それは・・・
「コミュニケーション捗る食卓」でした。
その為にはどうしても鍋専門店を手掛けなければいけなかったのです。
なぜ鍋屋なのにコミュニケーションなのか。
それはコミュニケーションが下手で不足していると言われている現代社会において、
みんなで一つの鍋に向かい美味しさを共有するという行為が重要だと考えたからです!
皆がバラバラに食事を進めるのではなく1つの鍋に向かう!
そこから生まれる距離感や気づかいにプラスの拍車をかければ
お互いにもっと心が近づき最高の人間関係が築けるのではないか!?
心理的要素もふまえ考えぬいた結果「1つの鍋を囲む幸せの形」に
こだわり追求し続けたのです。
様々な問題を乗り越え、
寝る間も惜しみ情熱を注ぎ完成したお店。
今後も、日々切磋琢磨して成長していきます。
その為にも、良いコミュニケーションを加速させるような
「楽しくて、美味しい笑顔がこぼれる鍋専門店」をつくるという事が
絶対的使命だったのです。
しかし鍋専門店での経験者が
誰一人いない状態での業態開発は難を極めました。
ただの鍋屋ならまだしも「コミュニケーション捗る食卓」に
なるほどの完成度を目指した鍋専門店ですから・・・。
それを達成する為には食材や味の追求はもちろんの事、
そんな思いを共有してくれる
大切な仲間が必要だったのです。
そんな様々な問題を乗り越え、
寝る間も惜しみ情熱を注ぎ完成したお店が
「先斗町 もつ鍋 亀八」です。
京都吟醸白味噌と近江牛がおりなす最高の味わい・・。
「真心のもつ鍋」です。
ところが思いもよらぬ結果に・・・。
「満を期してオープンさせたもつ鍋 亀八・・」
しかし開店したにもかかわらずお客様は全く来ない。
今にも潰れそうな勢いでした。
呼び込み営業の毎日で同業者からは、
きっと潰れるだろうと言われていました。
更に、追い打ちをかけるかのごとく呼び込み禁止令が
地域で発令されどうにもならない日々が続いたのです。
そんなつらい日々の中、私達を救ったのはお客様の声でした!
「美味しい~」「幸せ~」「このお店にしてよかった」という
沢山の温かい言葉に励まされたのです。
そんな言葉を頼りに
私たちは真心を込めて必死に営業してきたのです。
すると・・・。
オープンから約3ヵ月後には・・・。
予約の電話が鳴りやまない毎日になったのです。
しかも夏場以外は予約をしないと
入れない程の人気店になれたのです。
さらに冬場には、一日当たり約五〇組以上のお客様を
お断りしてしまう状況になりました。
そして気づいた時にはすでに、
お客様が笑顔で楽しそうに団欒している
「コミュニケーション捗る食卓」がそこにはあったのです。
その時の感動と感謝の思いは
今でも決して忘れることはありません。
だからこそ私達は日々切磋琢磨して
お客様にとって最高なお店を目指さなければいけないのです。
しかし・・・私達も人間です。できない事も沢山あります。
学生アルバイトは毎年入れ替わり接客レベルも常に変わります。
だからこそ、そこを言い訳にしない為の取組みとして
年間スケジュールで日々振り返りを重ね良き店づくりに励んでいます。
そしてそれだけではなく社会貢献として
優秀な学生を育成し社会に輩出し「日本を元気に」していくことを誓います。
それが私達起福ファミリーのミッションです。
必ず会社が得た利益で人材育成に投資し、
優秀な学生をどんどん創り社会で活躍してもらい
日本経済が元気になる一助にするのです。
それが「お客様に福が起こりますように」という願掛けで
命名された有限会社 起福という社名に込めた思いによる行動なのです。
あらためて長文を読んで頂きありがとうございました。
私達、起福スタッフ一同「お客様の徳が積まれる感謝の徹底」を全力でおこないます。
そして、学生への教育が廻り回り経済的社会貢献となり、
お客様の生活が豊かになるように日々力を注いで
運営してまいりますのでどうぞよろしくお願いします!
感謝!!